■第108回全国高等学校野球選手権大会 第3日1回戦・鶴岡東 2ー5 東海大甲府(7日、阪神甲子園球場)
東海大甲府(山梨)が鶴岡東(山形)を破り、11年ぶりに初戦突破を決めた。試合は1回に3番・田中三士郎(3年)が先制打を放つなど一挙3得点。その後も中盤から終盤にかけても追加点を挙げ、12安打5得点とリードを広げた。投げては先発の熊谷晄(3年)、2人目のエース・村尾竜弦(3年)の継投で快勝を収めた。
先発・背番号「10」の左腕、熊谷晄(3年)は立ち上がりから四球と安打で1死一、二塁のピンチを迎えるも無失点に抑えた。その裏、打線は鶴岡東の先発・小山蒼空(2年)を攻め、先頭の大澤風汰(3年)が遊撃への内野安打で出塁。続く水野誠生(3年)が犠打を決めて走者を得点圏へ進めると、さらに相手投手の暴投の間に三塁まで進塁した。
すると、3番・田中三がレフトへの適時二塁打を放ち、先制点を奪う。さらに4番・指名打者の伊澤拓真(3年)が左適時打で続いて2点目を挙げると、その後も満塁の好機を演出。最後は高田尋斗(2年)が左犠飛を放ち、この回3点を奪って3-0とリードを広げた。
しかし、3点をリードして迎えた4回表、2死二塁の場面で7番・高橋太陽(2年)に左前適時打を浴び、1点を返される。続く5回表にも四球で走者を許すと、左適時打で2点目を失い、3-2と1点差に詰め寄られた。
1点差に詰め寄られた東海大甲府だが直後の5回裏、1死一、三塁の好機で4番・伊澤がレフトへの適時打を放ち、4-2と再びリードを広げた。
6回からは2人目でエース・村尾がマウンドへ上がった。村尾は得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑える力投。終盤に入り7回裏には、鶴岡東の2人目・菅野琳央(3年)に対し、2死一、三塁から5番・田中楓真(3年)がこの試合3安打目となるセンターへの適時打を放ち、5ー2。
9回もマウンドに上がった村尾は、最後まで落ち着いた投球で鶴岡東打線を無得点に抑え、そのまま5-2で試合終了。東海大甲府が投打のかみ合った試合運びで勝利を収め、11年ぶりの初戦突破を果たした。














