熊本地震の発生から10日目。震度7を観測した宇城市で、住宅の片付けなど行うボランティア活動が始まりました。一方で、火災が発生し、台風の影響で現在も延焼が続いています。
最大震度7を観測した熊本県宇城市では、きょうから住宅の片付けなどを行うボランティア活動が始まりました。
中上美好子さん
「お仏壇は使えますか?」
ボランティア
「全然、ばっちりです」
中上美好子さん
「よかった」
依頼したのは、一人暮らしをする81歳の女性。家の中からは大切な思い出も。
中上美好子さん
「写真だけください」
「うれしいですね。1人ではできませんから、一人暮らしだから」
厳しい暑さが続く中での活動。きょう、宇城市のボランティアには全国から100人以上が参加しました。なかには…
ボランティアに参加
「自分自身が10年前に被災して、自分も経験した地震の復興に携わりたいという気持ちで参加しました」
「10年前に、私は阿蘇の近くの菊陽町で被災して、色々、お世話になったので、想いをお返ししようと思った」
震度6強を観測した八代市では…。解体されているのは、地元で30年ほど愛され続けたかき氷店です。その様子を目元をぬぐいながら見守るのは、店主の女性。
藤本勝子さん(84)
「お盆が来る前だから、ちょっと仕入れもしとかないとと思って、いっぱい仕入れもしていたんですけども。だめですね」
店が傾いてしまったため、やむを得ず取り壊しを決めました。
藤本勝子さん
「今は何も考えられないですね。どうしよう、どうしようでですね。(店を)したいのは山々だけど、歳も歳だしな」
女性のそばでは、孫も涙を流しながらその様子を見守っていました。
懸命な復旧作業が続く宇城市ではきょう…
記者
「奥で黒煙が上がっています。竹が燃えるような音もしています」
竹やぶ火災が発生。地震で消火栓が壊れているため、ホースを用水路までつないで消火活動が行われました。
警察によると、九州に近づく台風の風の影響で燃え広がったとみられていて、現在も消火活動が行われています。
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