今回の熊本地震では、かき入れ時の観光業も大きな打撃を受けています。八代市の温泉街では、温泉の供給がストップ。建物被害も深刻で、営業できない状態となっています。

地震は“観光業”にも大打撃 温泉の供給ストップなどで相次ぐ休業

報告
「こちらの温泉には営業できませんと貼り紙がしてあります」

震度6強の揺れに襲われた熊本県八代市。

報告(7月29日 地震発生翌日)
「建物の入り口付近や壁が完全に崩落しています」

この建物は1910年に創業し、国の有形文化財にも登録されている「金波楼」です。

町を代表する温泉旅館が地震の影響を大きく受けています。

金波楼の女将(7月29日 地震発生翌日)
「いま崩れている玄関の裏側。危ないのであの下にはなかなか行けない」

地震翌日(7月29日)の館内の映像からは、土壁がはがれ落ち、壁には亀裂も走っていることがわかります。

金波楼の女将
「10年前(熊本地震)から比べたら、3~4倍ぐらいの被害ですね」

ーー温泉は?

金波楼の女将
「温泉は今止まった状態。源泉の汲み上げポンプがダメになってる」

営業再開の見通しは立っていないといいます。

また、600年以上の歴史を誇る「日奈久温泉」には、旅館や公衆浴場など16の温泉施設があるそうですが…

松の湯 松本和子 女将
「温泉が出ないというのが一番ですね」

源泉からの配管が損傷したとみられるため、温泉の供給がストップしました。

日奈久温泉観光案内所によると、ほとんどの施設が休業を余儀なくされているそうです。