バングラデシュでおととし、大規模な反政府デモを受けてインドに逃亡したハシナ前首相がオンラインで会見し、今年12月に帰国すると明らかにしました。ハシナ氏が政変後に公の場で発言するのは初めてです。

バングラデシュではおととし、学生主導の大規模な抗議デモにより、ハシナ前首相の長期政権が崩壊。インドに逃亡したハシナ氏に対し、バングラデシュの裁判所は去年、デモの弾圧で多数の死傷者を出した「人道に対する罪」で死刑判決を言い渡しました。 

こうしたなか、ハシナ氏は6日、オンライン会見で音声を配信し、「どんな運命になろうとも国民のもとへ戻る」として、今年12月に帰国すると明らかにしました。「拘束されるかもしれないことは承知している」としたうえで、「国民に寄り添い、国民の生活向上を助けるためだ」と強調しました。

ハシナ氏は、自らが率いた政党の関係者や支持者らが迫害を受けているとして、政治犯の釈放などを求めています。