■腸内環境が香りを変える!? 大発見のメカニズム

「年齢とともにラクトンが減るのは仕方がない…」と諦めるのはまだ早いです。
関根教授の研究によって、驚くべき事実が判明しました。

それは、「大腸内のビフィズス菌が多い人ほど、皮膚からのラクトン放散量が多くなる」という相関関係です。

大腸内に住む代表的な善玉菌であるビフィズス菌。

このビフィズス菌の数を増やす、つまり「大腸内の環境を整える」ことで、年齢に関係なく、皮膚から放散される若々しく甘い香りを増加させることができるというのです。

年齢の影響はありません。

腸内環境を改善することで、誰でも再びあの「桃の香り」をよみがえらせるチャンスがあるのです。

さらに嬉しいことに、腸内環境を整えることは、イヤな夏バテ臭の原因であるアンモニアの発生を抑えることにも直結します。

腸内の悪玉菌は、食べたものを腐敗させてアンモニアを作り出します。

しかし、善玉菌であるビフィズス菌が増えると、乳酸や短鎖脂肪酸を作り出し、腸内を酸性に保ちます。

すると、アルカリ性であるアンモニアが中和され、腸内から血液に移行しにくくなるのです。

結果として、皮膚から放出される疲労臭が劇的に低減します。

つまり、「夏バテ臭が減って、代わりに桃の香りが増える」という、まさに一石二鳥の奇跡が体内で起こるのです。