先月、ボクシングの世界チャンピオンになった広島市出身の増田陸選手が、地元に凱旋し、母校を訪問しました。

「こんにちわ(拍手)」

世界チャンピオンになって初めて広島に帰ってきた増田陸選手。母校の広陵高校を訪れました。

広陵高校・堀正和校長
「生徒達の大きな希望に、みんなの希望になると思う。後輩達のためにも力をこれからも出してやってください、期待しています」

増田選手は先月20日、WBA世界バンタム級タイトル決定戦で、元元世界チャンピオンと対戦。判定勝ちで世界タイトルを獲得しました。広島出身者としては、3人目の快挙です。

(3年間通った部室へ)
WBA世界チャンピオン・増田陸選手
「部室への階段を上るとき気持ちが変わる。スイッチ入りますね」
「積極的にどんどん攻めるのが広陵ボクシングだが、今回の世界戦はやっぱりまだ自分の中で納得できていない部分があるので、きょう広陵のボクシングが吸収できたら」

翌日からインターハイへ向かう後輩の練習相手をつとめます。

指導する増田陸選手「めちゃくちゃいい構え、そっちの方が格好いい」

指導を受けた高校生
「同じ高校を出た方がチャンピオンになられたら自分にも自信がつきます」
「インターハイ前に凄い貴重な経験になったと思いました」

(チャンピオンベルトを見る後輩たち)

増田選手は立教大学に進み卒業後、名門、帝拳ジムからプロデビューしました。

WBA世界チャンピオン・増田陸選手
「自分自身が広陵でやらせてもらっていた時も、基本的なところを毎日練習してたんで、後輩たちに指導するところも基本的な部分が多いのでそこに返れたというのが大きいですね」

数多くの生徒を指導してきた山本監督にとって、増田選手は特別な存在だといいます。

広陵高校ボクシング部・山本保義監督
「今からもっと伸びる力がある選手だろうと思うんですね、ボクシングだけでなく日常生活であるとか生活態度、そういうところでも模範的な人物になってくれるどんどん後輩を牽引してくれる人材であると思います」

広陵高校・堀正和校長の乾杯あいさつ
「広陵高校の誇りです、広島の誇りです。カンパイ」

広陵高校や立教大学の関係者など90人が集まった祝勝会、増田選手は今後の決意を力強く宣言しました。

WBA世界バンタム級チャンピオン・増田陸選手
「この広島の地に生まれて広陵高校、そして立教大学に進んだこと、かけがいのないルーツです。きょう、この場で皆さんの前で宣言させていただきます、ボクシングを通じて広島もこの世の中も盛り上げていきたいと思っています。今後ともご指導の程よろしくお願いいたします」

(スタジオ)
増田選手は「チャンピオンになった試合内容に納得できていない」「ボクシングは防衛して初めて世界チャンピオンと言える」と、初防衛戦に向けて決意を新たにしていました。