兵庫県が情報公開請求に基づいて公開した資料の一部で、黒塗り加工が簡単な操作で外れ個人情報が閲覧できてしまう状態になっていたことがわかりました。

兵庫県によりますと、今年6月に情報公開請求が行われたことを受け、県はホームページの「さわやか提案箱」に寄せられた、斎藤知事の記者会見に関する意見計54ページの資料を公開しました。

この資料の一部は、氏名や住所、メールアドレスなどに施していた黒塗り加工が、編集ソフトを使用すれば外せる状態になっていたということです。

気づいたのは請求者本人で、公開されたデータをパソコンで見ていたところ、黒塗り加工を外せることに気づき、弁護士に相談。弁護士からの申し入れを受けて県が調べたところ、計92人分の個人情報が閲覧できる状態だったということです。

兵庫県の広報広聴課は「作業上問題は無かったが、やはりチェック体制が甘いところがあった、深く反省している」と述べました。

今後、黒塗り加工を適切に行ったうえ、公開前に複数の職員で確認するなどして再発防止に努めるとしています。