23日に召集される通常国会を前に、岸田総理が「挑戦する」と明言しているのが『異次元の少子化対策』です。実際に子育て中の方はどんなことを期待しているのでしょうか?
子育て世代が求める“異次元”は?少子化対策

線路沿いに構える東京・荒川区の「プラレールが走るカフェ 子鉄」。店内では新幹線や在来線の電車が走ります。
喜入友浩キャスター
「将来なにになりたい?」
4歳男児
「貨物列車」
お父さん
「トーマスになるんだよね」
鉄道模型に釘付けになる子どもたちで、賑わっていました。
いま、子どもの減少が深刻な状況です。2022年の出生数は80万人を割り込む見通しで、想定を超えるペースで少子化が進んでいるのです。

岸田文雄総理(1月4日の会見)
「異次元の少子化対策に挑戦する」
“異次元の少子化対策”と強調した岸田総理。政府に期待することを子育て世代に聞くと…
喜入キャスター
「政府に子育てにおいて“異次元のお願い”をするとしたら、どんなことをお願いしますか?」
3歳と1歳の子どもを持つ父親(30代)
「習い事って色々やりたいと言うと思うけど、そういう時にお金がないからできないとか、そういうのはちょっと避けたいので、(習い事を)2つまでだったら無償にしますとか、そういう事をやってほしい。異次元なら」
1歳の子どもを持つ父親(30代)
「児童手当を5倍とか。例えば子どもが保育園を休むと、仕事休むので、その分は補填されない。児童手当とかである程度、例えば3歳まではもうちょっと手厚くしてくれると育てやすいかなって」
1月19日、岸田総理が打ち出した「異次元の少子化対策」を検討する関係府省会議の初会合が開催されました。

小倉将信 子ども政策担当大臣
「いまだかつてない、踏み込んだ、大胆な少子化対策に関するたたき台を作ってまいりたい」
出席者からは児童手当の所得制限の撤廃などの意見が出されました。3月末までにとりまとめる方針です。
動き出した少子化対策。肝心の財源については政府関係者からはこんな本音が…














