ミャンマー親軍政権は、拘束が続いている民主派指導者アウン・サン・スー・チー氏が赤十字国際委員会の代表者と面会したとして写真を公開しました。スー・チー氏と国際機関の接触が公表されるのは極めて異例です。
ミャンマー軍の影響下にある大統領府は、赤十字国際委員会ヤンゴン代表部のアルノー・ド・ベック首席代表が、首都ネピドーで3日、スー・チー氏と面会したとSNSで発表しました。
面会の写真とともに、今年6月19日で81歳になったスー・チー氏が、「ハッピーバースデー」と書かれたケーキを手に取る写真も公開しています。会談の詳細などは明らかにされていません。
2021年の軍事クーデター後に収監されたスー・チー氏をめぐっては、今年4月に発足した親軍政権が「指定住居」での軟禁措置に移したことを発表。国際社会からの承認を得たい親軍政権としては、スー・チー氏の処遇改善を国内外にアピールする狙いがあるとみられます。
一方、赤十字国際委員会は3日、スー・チー氏との非公式の面会が行われたことを明らかにしました。
また、スー・チー氏の次男、キム・エアリス氏は自身のSNSで、「前向きな進展だ」とコメント。「重要な一歩だが、これで終わってはいけない」としたうえで、「母の安否に関する信頼性が高い情報が提供され、すべての政治犯とともに母が無条件で釈放されることを願う」と強調しています。
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