キレていて怖かった

集団暴行があった公園(北海道江別市・2024ね年10月)

しかし、川村被告は7月14日の検察側の証人尋問で、主犯格とされる男を「止めようと思わなかった」と述べました。

川村被告は「(主犯格とされる男が)キレていて怖く、そこまで暴力がエスカレートするとは思わなかった」と述べ、暴行を主導していたのは主犯格とされる男だったと証言しています。

「(主犯格とされる男)をキレさせたら、私も暴力を振るわれると思っていた」と、男の存在に対する恐怖心があったことを示唆しました。

暴行の責任を「女たちの言葉」に転嫁しようとする主犯格とされる男と、「男の暴力への恐怖」を語る川村被告。

そして、交際のストレスを被害者にぶつけた少年(当時17)。それぞれの身勝手な言い分が法廷で交錯しました。

2人の被告の裁判員裁判の判決は、7日に言い渡されます。

札幌地方裁判所

起訴状によりますと、主犯格とされる当時18歳のアルバイトだった男は、当時17歳の少年ら男女5人と共謀し、2024年10月25日から26日にかけて、長谷知哉さん(当時20)の顔や腹部を多数殴る蹴るなど暴行。

さらに「全部出せ、全額」「クレジットカードもな」などと脅迫して暴行を加え、現金やカードなどを奪い、長谷さんを外傷性ショックで死亡させたうえ、奪ったクレジットカードでたばこなどをだまし取ったほか、キャッシュカードで現金12万7000円を引き出したなどとして、強盗致死や詐欺、窃盗などの罪に問われています。