政府は新型コロナウイルスの感染症法の位置づけをこの春「5類」に引き下げる方向で調整に入りました。あす、判断する見通しです。
依然として収束が見えない新型コロナウイルス感染症。現在、新型コロナは感染症法で外出自粛要請など厳しい措置がとれる「2類相当」に位置づけられていますが、政府は、この春に季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げる方向で調整に入りました。
30代
「コロナに対しての世間のイメージは、落ち着いてないと思うので、ちょっと早いかなと」
「5類」に移行した場合、医療費やワクチン接種費用などの公費負担の法的根拠がなくなりますが、政府は当面、公費負担を継続し、段階的に縮小する方向です。
さらに、検討が進められる見通しなのが、「屋内でのマスク着用を原則不要」とする案です。屋外では、「原則不要」とされているマスクの着用。ただ、未だ街行く人の多くがマスク姿です。そうした中で浮上した「屋内マスク不要案」に…
20代
「もういらないんじゃないかなって思います。外で外すなら、変わらないんじゃないかな、屋外で外しても」
「自分は必要だと思います」
50代
「(仕事柄)お客様と触れあうことが多いので、自分も心配だし、お客さんにも心配なので(マスクは必要)」
街ゆく人50人以上にアンケートを行ったところ、7割以上が「屋内ではマスクが必要」という結果に。「外したくない」という理由の中には…
20代
「恥ずかしいのが大きいですね。今まで目から上しか見えないから鼻と口見えると印象ががらっと変わるかなと」
政府から出ている屋内でのマスク着用を原則不要とする案。今後の感染状況にあわせ、検討が進められる見通しです。
岸田総理はあす、関係閣僚と協議し、具体的な検討を指示する方針です。
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