8月9日の長崎原爆の日を前に、長崎市の諏訪神社で1日から、平和をテーマにした特別な御朱印の頒布が始まりました。

台紙には平和公園などにささげられた折り鶴が再利用されていて、一枚一枚が異なる「世界に一つだけ」の御朱印となっています。

平和への願いを込めた「平和御朱印」

「平和御朱印」は、御朱印を通して平和について考えるきっかけにしてほしいとの願いを込めて企画されました。

鮮やかな色合いの台紙には、平和公園などにささげられた折り鶴が使われています。

折り鶴を一羽ずつほどいて再利用

折り鶴は市民団体が一羽ずつ丁寧にほどき、御朱印の台紙として再利用しました。

折り鶴の色や柄をそのまま生かしているため、すべて異なる一点物となっています。

「家庭から世界へ平和の祈りを」

参拝した被爆2世の男性は、「私も被爆2世ですし、折り鶴を使っているということで、世界情勢を見ても平和に危機を感じる時代なので、さらにみんなで平和を意識できたらと思います」と話しました。

また、諏訪神社の森健司権禰宜は、「まずは家庭の平和、そして地域、長崎県、日本、世界へと、この平和の祈りが届けばうれしいと思っています」と話しています。

初穂料の一部を長崎市平和基金へ

「平和御朱印」は600枚限定で頒布され、初穂料(2,000円)の一部は長崎市平和基金に寄付されるということです。