ことし上半期の全国の自転車による死亡・重傷事故の件数が統計が残る2006年以降で最少になったことが、警察庁のまとめでわかりました。

警察庁によりますと、ことし上半期の全国の自転車による死亡・重傷事故の件数は、前の年の同じ時期と比べて70件減り3272件で、統計が残る2006年以降で最少となりました。

ことし4月からは悪質で危険な違反と判断された場合に反則金の対象になる自転車の青切符制度が始まっていますが、4月から6月の全国の自転車による死亡・重傷事故は1659件となり、前の年の同じ時期と比べて6.9%減少したということです。

青切符による取り締まりの件数は4月からの3か月間で7159件で、違反の種別では、「携帯電話の使用」が2812件と最も多く、次いで、「一時不停止」が2706件でした。

また、注意を促す「指導警告」は35万9933件でした。

4月から6月の死亡・重傷事故の件数が前の年の同じ時期よりも減少した理由について、警察庁の担当者は「現状では判断をするのは難しい」としたうえで、「青切符制度の導入で自転車の利用者の安全意識が高まったのではないか」としています。