アフリカ・モロッコからおよそ6万人の不法移民がスペインの飛び地に押し寄せました。スペインの首相は、送還手続きを迅速化するとしています。

国境を越えようと一斉に走る人々。

先月30日、不法移民が海を泳ぐなどしてアフリカ・モロッコからスペイン領セウタに押し寄せました。

現地当局などによりますと、これまでにおよそ6万人が流入し、海岸などから57人の遺体が発見されています。

スペイン政府は警備のために軍を派遣、サンチェス首相は「不法移民の送還手続きを迅速化する」としました。

一方、イタリアのメローニ首相は、事態が「ヨーロッパの国境安全保障への脅威だ」と懸念を表明。

EUの「シェンゲン協定」で廃止されている国境検査について、スペインに対し一時的に復活させることを決定しました。