見逃さないで!「強いみぞおちの痛み」や「黒い便」はすぐ受診を
胃や十二指腸の粘膜が胃酸や消化液によって深く傷つくことで欠損してしまう「消化性潰瘍」。これが重症化して出血を伴うものは「出血性潰瘍」と呼ばれ、最悪の場合、死に至ると言われています。
一般的には、ピロリ菌による感染や、腎臓や肝臓の機能が低下した人の鎮痛剤服用、さらに健康な場合でも過度に鎮痛剤を服用した場合に発症するとされています。
ただ、これらに加えて「地震のストレス」も原因とされ、10年前の熊本地震では、発生から10日前後で通常の2倍以上の患者が済生会熊本病院に運ばれたそうです。
そのため病院では、強いみぞおちの痛みや背中の痛み、「タール便」と呼ばれる黒い便などの症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診してほしいと呼びかけます。
済生会熊本病院の庄野孝消化器内科部長は、「予防策としては、胃の粘膜を守る乳製品が有効だが、病気そのものを治すものではない。前回の熊本地震の経験を踏まえ、患者を1人でも少なくすることが重要」と話しています。














