長野市の南部・信州新町地区の高校生が、少子高齢化が進む地域の活性化策を発表しました。


発表を行ったのは篠ノ井高校犀峡校の3年生11人。

地元の商工会が開いた講演会で、およそ80人を前に活性化の提案を行いました。

生徒たちは空き家の活用や、廃校をリノベーションしたレストラン、身近にある犀川を使ったカヌーフィッシングなど、直接、現場に行って調べたり、ほかの地域の例を参考にしたりしてその成果をまとめました。


(高坂大輝(こうさか・たいき)さん)「調べてみた結果全然知らないことがたくさんあったので今回の課題探求はいいものになったんじゃないかと思いました」

(江口優心(えぐち・こころ)さん)「活気が少なく感じているのでたくさんの人に信州新町を知ってもらってここがいい町だなと思って住んでもらったりたくさんの人に来てもらえたらなと思っています」

高校では、中山間地域の小規模校の特色を生かして、すべての学年で地域密着型の課題の探求を行っていて、会場からは高校生のアイデアに対する質問も上がっていました。