子どもたちに刑事司法の世界に触れ関心を持ってもらおうと、現役の検察官や弁護士らが夏休み中の中高生らに仕事の魅力を伝えるイベントが開かれました。
若い世代に刑事司法について理解を深めてもらおうと、都内できょう(30日)開かれたのは「司法教育支援協会」が主催する「刑事司法探究プログラム」です。
およそ50人の中高生らを前に、裁判官や検察官、弁護士のいわゆる法曹三者のほか、警察官、刑務官、保護観察官といった刑事司法に関わる人たちが、事件発生から犯人が更生するまでにそれぞれが果たす役割や仕事の魅力を語りました。
イベントでは自由に質問できる時間も設けられ、参加者の学生から「罪を犯した大人の更生は難しいのでは」と質問されると、法務省矯正局と保護局の職員は「人が変わるのは相当難しいが、刑務所で自分のことを見つめなおして、出所後は孤立しないように支えてくれる仲間を一人でも増やしてあげて、再犯しないようサポートしたい」などと答えていました。
イベント終了後、高校3年の男子生徒は「もともと矯正保護に興味があって参加したが、実際に働かれている方に話を聞けて、よりなりたいと思うようになった」と感想を述べていました。
主催した団体の熊田彰英弁護士は「警察の犯人検挙の段階から社会復帰までの刑事司法の全体像を中高生たちに知ってもらえたら」と話していました。
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