中東情勢が岡山企業にも影響する理由
(高島大浩氏)
「地政学的な課題の中で、イランとイスラエルの対立を中心とした中東情勢も極めて重要なテーマです。
双方で一時的な停戦が実現したとしても、米国やイスラエルにはイランの体制変革を期待する見方もあるため、根本的な安定化は容易ではなく、不安定な情勢が長期化する可能性は十分にあります。
日本企業にとって最大の懸念はホルムズ海峡です。
この海峡は世界の原油海上輸送の約4割近くを担っています。液化天然ガスや石油製品、肥料のみならず、安価な電力コストで精錬したアルミニウムなども大量に通過しています。欧米よりも、特にホルムズ海峡以東のアジア諸国への影響が甚大です。
日本は原油輸入の約94%を中東に依存しています。天然ガスの依存度は比較的低いものの、原油については極めて高い依存構造です」














