周辺住民
「遮断機の無い踏切でも無くしては困ると思うんですよね」

周辺住民
「無くなったら困ると思いますよ。事故は無くなってほしいけどね」

なぜ無くなったら困るのか?

現場で取材をするとある理由が分かりました。


高橋広季アナウンサー
「第4種踏切のすぐ奥に家がありまして、まるで踏切が家の門のような印象を受けます」

そこに住んでいる方に話を聞くと・・

線路沿いに住む人
「踏切が無いと困りますからね。ここしか出入り口がないから」



第4種踏切の存続を望む住民の声。

住んでいる人にとって、生活道路の一部でなくてはならない踏切でした。

こうした現状から「第4種踏切を簡単に廃止することはできない」と専門家は指摘します。

交通政策に詳しい 福島大学・吉田樹教授
「鉄道事業者と地元の住民の方、両者で合意しなければいけないわけで、その合意がうまくとれないケースが多い」

廃止に対して、住民との合意が難しいほか警報器や遮断機を設置するにしても
1つの踏切に2000万円から3000万円の費用がかかるため、これまで話が前に進んできませんでした。

そうした費用の面について福島交通は・・