真夏の災害は、大変な暑さの中での避難生活を余儀なくされます。

1年前、諏訪市のグループが真夏の避難所に泊まる訓練を実施しました。

体験を通して実感した課題などを取材しました。

(諏訪防災ネットワーク・笠原敏彦事務局長)「実際に体験してみることで全く違うものなんだなっていうのを改めて感じました」

諏訪市で災害支援などに取り組む諏訪防災ネットワークの笠原敏彦さんは2025年7月、地元の小学校の体育館に宿泊する訓練を企画。

市の職員などおよそ50人が参加し、エアコンのない真夏の避難所生活を体験しました。

(笠原さん)「気温が下がらない状態その中で避難所運営の活動をしていくとなるとかなり体力消耗していくって形ですね、炊き出しなんですけどもなかなか作り置きができない、夜になるともちろん虫がかなり体育館の中に飛んできまして、ほとんど一睡もできないような状態だった」

笠原さんが最も備えが必要と話すのが、トイレです。

(笠原さん)「これは夏場でも冬場でも一緒ですけども、トイレ関係ですね携帯トイレ、各自で用意していただくっていうのが大切だと思います」

一方、地域防災に詳しい松本大学の入江さやか教授も。

(松本大学総合経営学部・入江さやか教授)「トイレもいつも通りに流せないとなると皆さん水分を取るのを我慢しがちですけどもそれは絶対にしないでください、避難生活の中で体調を崩して最悪命を失う、凝固剤を入れて固められるトイレの準備はこれを機会にぜひしてしていただいて」

また、入江教授は日ごろの備えを夏と冬で変えてほしいと話します。

(入江さん)「衣替えが必要だなと思うんです、例えば水を多めに備えるとか、体を冷やせるものですね、水につければ冷たくなるタオルとかポンチョとかいろいろあるじゃないですか、できる備えをきょうからでも進めていただきたいと思います」