2024年、北海道小樽市で飲酒運転の車が対向車に衝突し、大学院生が死亡した事故の裁判で、運転していた男に懲役4年6か月の実刑判決が言い渡されました。
大沢亮汰被告(34)は2024年9月、小樽市の国道で飲酒の影響で正常な運転に支障が生じるおそれがある状態で車を運転し、大学院生の田中友規さん(当時24)の車に衝突し死亡させた危険運転致死の罪に問われています。
検察の懲役5年6か月の求刑に対し裁判所が下した判決は。
札幌地裁小樽支部 藪田貴史裁判官
「被告人を懲役4年6か月に処する」
札幌地裁小樽支部の藪田貴史裁判官は大沢被告の運転について、「長時間かつ多量の飲酒状況で安易に判断して運転を開始した。無謀な意思決定は厳しい非難に値する」などと指摘。
一方で「本人は反省の態度を示している」などと量刑の理由を述べました。
判決後、田中さんの両親は懲役4年6か月の判決に悔しさをにじませました。
死亡した田中さんの母親
「息子の尊厳はこの裁判にはないなと感じた」
死亡した田中さんの父親
「死んだものは死んでしまって帰ってくるわけではないが、やっぱりちょっと残された者としては、この量刑が軽い。これが(危険運転致死の)判断の基準になっていくことは、やはり感情的にはちょっと許し難い」
遺族の代理人弁護士は検察への控訴を求めるということです。














