7月28日早朝、南アルプスで単独登山中の71歳の女性が滑落し負傷 したため山岳遭難救助隊が救助活動を行っています。

遭難したのは、兵庫県姫路市に住む無職の女性(71)です。警察によりますと、28日午前6時前、聖平小屋のスタッフから「宿泊客が膝と腰を痛めている。自力下山が難しそうです」と110番通報がありました。

女性は27日、1人で椹島ロッジから入山。登山中に約1メートル滑落し、左足首に擦り傷、腰に打撲を負いました。

しかし、自力で登山道まではい上がり、そのまま登山を続けて同日午後に聖平小屋へ到着したものの、その後、自力で歩くことが困難になったということです。

当時、静岡中央警察署の山岳遭難救助隊が南アルプス夏山山岳パトロールを実施しており、隊員6人が椹島ロッジに滞在していました。通報を受けて28日午前6時に出発し、正午前に聖平小屋へ到着しましたが、悪天候のためヘリコプターが飛行できず、この日の下山は断念しました。

警察は、29日に天候が回復すれば、ヘリコプターによる女性の救助を行う予定です。

警察は「装備や体調を万全にして、天候や周囲の状況に十分注意しましょう」「登山前に装備品の点検、無理のない登山計画を立てましょう」と注意を呼び掛けています。