7月26日に新潟市を襲った豪雨では市内で何台もの車が故障し、動けなくなっていました。車はどれくらいの水位まで耐えられるのでしょうか?

26日の大雨では新潟市中心部の各地で道路が冠水し、故障して動けなくなった車が何台もありました。


JAF新潟支部によりますと、27日までにおよそ400件の出動要請があったということです。


冠水した道路を通ると車はなぜ動かなくなってしまうのでしょうか。ポイントとなるのは、エンジンにつながる空気の吸入口です。

【JAF新潟支部 事業課 廣川尚樹さん】
「空気の吸入口がここにあります。ここからエアクリーナーを通してエンジンの中まで水が入ると、走行中に車が止まってしまう可能性があります」


また、エンジンは無事だとしても…

【JAF新潟支部 事業課 廣川尚樹さん】
「電装品を使っているので、窓ガラスが動かなってしまうとか、電動のスライドドアが動かなくなる可能性がある」

では、一般的な車は水深何センチの道路まで走れるのでしょうか?


こちらは、JAFが行った実験の映像です。水深30センチの道路は何とか通過できたものの、



水深60センチの道路では30メートルほど進んだところで動かなくなりました。


JAFが判断のポイントして挙げたのは、タイヤがどれくらい水につかっているかです。
【JAF新潟支部 事業課 廣川尚樹さん】「タイヤの半分の上まで水が入ると走行中に電源が止まってしまう危険性がでてくる」


ただ、走行中に水を大きく巻き上げたり、対向車からの水しぶきや波のような水の流れが来たりした場合も水がエンジンに入り故障につながる恐れがあります。


また、見た目以上に深いところもあるため、前の車が通れたからといって自分の車も通れると過信しないことが大切だとしています。


実際、車が故障してしまったドライバーも…

【車が故障したドライバーは】
「前の車が進んだので行けるだろうと思っていったら、前の車は突破したんですけど、私のはエンジンが故障という表示が出て動かなくなってしまって」

エンジンが止まってしまった車は水が引いた後も注意が必要です。


【JAF新潟支部 事業課 廣川尚樹さん】「配線類が水につかったことにより、それが原因でショートする可能性がある。判断に困ったときは、むやみにエンジンをかけずに相談いただきたい」


JAF新潟支部は、故障を防ぐために事前にハザードマップで危険な場所を確認してほしいと呼び掛けています。