社長を名乗る人物からのうそのメッセージで、山口市の法人が現金およそ9600万円をだまし取られました。

警察によりますと、今年6月、山口市の被害にあった法人の経理を委託されている会社に勤める男性に法人の社長を名乗る人物から「今後仕事に関する内容はこちらに送ってください」とのメールが届きました。

その後、社長を名乗る人物から「メッセージアプリでグループの作成をお願いします」などの指示を受けたということです。

指示どおりグループを作成したところ7月に社長を名乗る人物から「これから9600万を送金します。先方の口座情報を送るので、受領次第、直ちに振込手配をしてください」などと言われました。
会社の口座に入金がないことを伝えたところ「先方がリアルタイム着金を要求しており、9600万円の振り込み処理を優先するように」との指示を受け、相手を本当の社長と信じた人物は指定された口座に9600万を振り込みだまし取られました。

不審に思った男性の上司が被害法人に確認し、山口県警山口署に相談したことで事件が発覚しました。
警察は会社の口座を聞いたり、指定口座への振り込みを要求されたりした場合は、電話などの確実な手段で送信者に確認するよう注意を呼びかけています。