ベネズエラで6月24日に発生したマグニチュード7.2と7.5の2度の地震で、死者はこれまでに5390人以上にのぼっています。
1か月が経過した本日、現地で支援活動を行っているジャパン・プラットフォームがオンラインで会見を開きました
JPF 樋口博昭 事務局次長
「瓦礫の総量が120万トン。倒壊した家屋・ビルの撤去作業がようやく始まっている。その作業の中で、瓦礫の中からご遺体が発見されている」
大地震が発生した先月24日以来、ベネズエラで支援活動をしているJPF(=ジャパン・プラットフォーム)のスタッフ2名と、医療支援NGOの医師が24日、オンラインで報告会を開催しました。
その中で、死者数が増えた要因として、ラ・グアイラ州だけでおよそ120万トンに及ぶ瓦礫の撤去作業が本格化し、その過程で多くの遺体が発見されている現状を指摘しました
また、現地で医療に携わった森田幸子医師は「スタッフが熱中症で倒れてしまうんじゃないかなっていうくらい、すごく暑い環境だった」とする一方、今後の課題については…
森田幸子 医師
「今回、子どもさんだったり、若い方が多くて、実際、高齢者の方っていうのが数としてはすごく少なかった。実際にはテントから動けないような患者さんもいるかなと予想されました」
森田医師は、高齢者や災害弱者への対応とともに、今後は感染症の予防や持病といった慢性疾患の適切な管理が重要な課題になると指摘しています。
現地に10日間滞在したJPF渉外広報部の森山俊輔さんは、「極端な暑さ、テント生活の過酷さ、瓦礫の山などの影響で、住民の限界が近づいている」と感じたと明らかにし、今後も中長期的にわたる国際支援が必要になると訴えました。
22日時点で死者は5398人、けがをした人は1万6700人以上となっています。
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