■巧妙な手口で信用してしまい…振り込みを続けてしまう

それからというもの、男性はより多くの利益を得ようと、「胡田」や「近藤」などの指示に従い、複数回にわたって指定された口座に現金を振り込みました。

さらに今年2月中旬には、「胡田」から『アメリカの新株発行の情報が手に入ったので、今お金を預けてもらえれば確実に儲かる』と言われ信用し、自宅を訪れた「白井○○」を名乗る男に投資金として現金700万円を手渡しました。

投資サイト上でおよそ1400万円の利益が確認できたため出金を申し込んだところ、「近藤」から払戻手数料として50万円の支払いを求められ、指定された口座に振り込みました。

しかし、その後お金が戻らないまま連絡が途絶えたほか、金融機関から男性に詐欺被害の確認の連絡があったことで被害に気付いたということです。

男性は6回の振り込みと1回の手渡しで、現金合わせて1010万円をだまし取られました。

この被害は、SNSなどを通じて対面することなく、やり取りを重ねて信用させ、指定された口座への振り込みなどにより金銭などをだまし取る「SNS型投資詐欺」という手口の特殊詐欺です。

警察は、SNSなどで知り合った人から投資や金儲けの話をされたら詐欺を疑い、すぐに家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。