1972年にイスラエルで銃乱射事件を起こし、殺人などの疑いで国際手配されていた「日本赤軍」のメンバー・岡本公三容疑者が、亡命先のレバノンで死亡しました。

イスラエルからのパレスチナ解放を求める過激派組織PFLP=パレスチナ解放人民戦線は23日、国際手配されていた日本赤軍メンバー・岡本公三容疑者(78)が死亡したと発表しました。

岡本容疑者は1972年、日本赤軍のメンバー2人とともに、イスラエル中部テルアビブ近郊の空港で自動小銃を乱射するなどして、観光客ら24人が死亡、76人が重軽傷を負いました。

実行犯3人のうち2人は現場で死亡し、岡本容疑者だけが逮捕されて、その後、イスラエルの裁判で終身刑を言い渡され服役していましたが、1985年にイスラエルとパレスチナ側による捕虜交換で釈放され、その後はレバノンで生活していました。

岡本容疑者はレバノンでPFLPの支援を受けていたとみられ、首都ベイルート郊外で23日に死亡したということです。

PFLPは岡本容疑者について、「パレスチナと共に歩み続け、犠牲に満ちた生涯を通じて信念を貫いた」としています。