手や足、口の中に発疹ができる「手足口病」の患者が全国的に急増。主に子どもが感染しますが、大人も感染するリスクがあり、注意が必要です。

「大きいライオンさんのお口、先生に見せられるかな」

クリニック ばんびぃに 時田章史 院長
「のどはちょっとプツプツと、やっぱり出ていますね」

38℃超えの熱で小児クリニックを受診した3歳の女の子。

クリニック ばんびぃに 時田章史 院長
「少し出始めですね。多分、手足口病になっていく可能性の方が高いかな」

夏に子どもを中心に感染するウイルス性の感染症「手足口病」。

クリニック ばんびぃに 時田章史 院長
「のどに水疱ができて、痛くてしみて、食べられない飲めない。手・足・膝・お尻などに最初は赤いポツポツと出る」

今月12日までの1週間に報告された患者の数は、1医療機関あたり9.12人。2週連続で「警報レベル」の目安とされる5人を超えました。

都道府県別では、35の都府県で「警報レベル」の目安を超えていて、千葉県や奈良県で高い水準となっています。

「手を洗います」

石けんで丁寧に手を洗う子どもたち。咳や唾液から感染するため、園では手洗いの徹底や個別のタオルを使うなど対策が取られていました。

さらに注意が必要なのが…

クリニック ばんびぃに 時田章史 院長
「お子さんが手足口病で、看病していて濃厚接触するという時に大人もかかったり、中には手足の発疹がひどくて、歩くのも辛くて痛いという方もいる」

また、手足口病は2~3年おきに流行するとされ、おととし流行した時は1年に夏と秋の2度ピークがきたということです。

クリニック ばんびぃに 時田章史 院長
「ピークをこえた後、収束して静かになるか、経過を見ないとわからない」

大人も子どもも、引き続き注意が必要です。

クリニックばんびぃにの時田院長によると、手足口病の感染対策としては、次亜塩素酸系の消毒液が効果的だということです。

また、「猛暑の中で抵抗力が落ちることが一番懸念されることなので、水分を十分摂取して、感染症にかかったとしても重くならないようにするのがポイント」としています。