県立高校再編で2031年3月の閉校方針が示された富山県高岡市の伏木高校。来年創立100周年を迎える伝統校です。液状化被害からの復興が続くさなかに示された閉校方針に、親子3代にわたって同校を卒業した家族の受け止めを取材しました。

22日夜、高岡市伏木地区のある家族は――
鶴谷之雄さん
「明日、新聞に出ればみんな残念だろうね、伏木の人は。人数も少なくなっているから、よもやとは思ってましたけども。現実の話として出ればやっぱり寂しいよね」
鶴谷卓哉さん
「あー私たちなんだ、なんでかなっていうところはあったり、やっぱり寂しい気持ちにはなりますよね」
伏木校下自治会連絡協議会副会長の鶴谷之雄さん(72)と息子の卓哉さん(43)は、親子そろって伏木高校の卒業生です。
卓哉さんはさらに――

卓哉さん「私の妻と娘が伏木高校」
長女が伏木高校に通っていて、親子3代の伏木高校生です。
卓哉さんはPTAの会長も務めています。
卓哉さん
「伏木高校生は割とボランティアを積極的にやってますし、震災の時もボランティアをしてくれてましたし、復興していく伏木の中で若い年代の人たちが伏木から減るっていうのは復興に向けても不安ですし、卒業生としても不安なところはありますし」

之雄さん
「特に伏木は地震があって2年半経って、まだインフラの整備も終わってないんですよ。このあとは復興が始まっていくんで、希望とか夢とかエネルギーが必要なんですよね、みんなで取り組んでいくための」

伏木町立伏木商業学校として1927年に創立した伏木高校。
2027年は創立100周年を迎える地元に密着した歴史ある学校です。

之雄さんはサッカー、卓哉さんは野球に打ち込み、伏木高校はそれぞれの青春の大事な1ページです。
卓哉さん「栄ゆく伏木の港を望むっていうとこが好きなんですよ。めっちゃめちゃ景色いいんですよ」
之雄さん「これだけ風光明媚で海が見えて港が見えて伏木の町が見えてっていうところはなかなかないわね確かに」
PTA会長の卓哉さんとしては、現役生たちの学習環境を整えて、変わらずに生徒たちを応援していくとしています。
之雄さん
「地元意識が強い高校ばっかりなんだからもうちょっと丁寧な説明って必要だよね」
卓哉さん
「案なんで」
之雄さん
「一応まだ案やからね」
県立高校の第1期再編方針案について、県は8月11日と23日に計4会場で意見交換会を開催します。
意見交換会には富山県の新田八朗知事も参加する予定です。














