もしも、家族同然のペットが心肺停止の状態になったら、どう行動すればよいのか。人とは違う、ペット向けの心肺蘇生法を教える講習会を取材しました。

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参加者
「ぐったりしていて息していなさそうな感じ」

18日に北海道帯広市で行われた講習会です。

横たわっているのは、人…ではなく、イヌやネコのぬいぐるみです。この講座は、一般社団法人「日本ペットBLS防災学会」がイヌやネコの正しい心肺蘇生法を教えるため全国で行っているものです。

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日本ペットBLS防災学会 山本大樹代表理事
「(イヌやネコは)心肺停止からの最初の2分がゴールデンタイムと呼ばれる。最初の2分間に質の高い心肺蘇生法ができたら生存率が上がる」

命を救えるかどうか、カギをにぎるのは「最初の2分間」の行動です。
では、実際にどう行動すればいいのかポイントです。

(1)まず、倒れているペットの背中側に回って軽く体をゆすってみます。耳や口・しっぽなどに反応があるか、呼吸があるかを観察して、まったく反応がなければ、迷わず心臓マッサージに移行します。

(2)イヌやネコに行う心臓マッサージには2種類あります。ネコと体重5キロ未満のイヌ、体重5キロ以上で胸郭が丸くないイヌは腹から心臓を掴んで片手で行う「心臓ポンプ式」
5キロ以上で胸郭が丸いイヌは横たわった体の一番盛り上がっている場所に両手で行う「胸郭ポンプ式」があります。

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そして心臓マッサージが30回終わったら人工呼吸です。
これも人の「マウスtoマウス」とは違い、イヌやネコは「マウスtoノーズ」です。鼻から息を吹き込むのを2回行って1セット。

この心臓マッサージと人工呼吸の5セットが最初の2分間行ったうえで医療機関に引き継げれば生存確率はぐっと上げられるといいます。

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参加者
「知っていたようで知らなかった。自分で学ぶのではなく、やり方を教えてもらい確認できた。すっきりして帰れます」

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日本ペットBLS防災学会 山本大樹代表理事
「知っているのと知らないのでは雲泥の差があると思いますし、知っているのを行動に移すのはさらに壁がある。やれるようになるには日々の練習、トレーニングが必要」