フィリピンを訪れている茂木外務大臣は、きのう(22日)中国の王毅外相と挨拶を交わしたと明らかにしました。日中の外相が接触するのは、去年11月に関係が悪化して以降、初めてです。
茂木敏充 外務大臣
「昨日の正午ごろだったと思いますけれど、会場内におきまして、王毅外交部長と短時間、挨拶を交わす機会がありました」
茂木外務大臣は22日、ASEANとの会合に出席する前に、同じくASEANと会合をおこなっていた王毅外相とすれ違い、通訳を入れずに話したということです。
その際、二国間関係について話したということですが、詳細は「外交上のやり取りのため差し控えたい」としています。
茂木大臣は、「日本と中国は地域の平和にとって大きな役割を持っている」と話し、今後も対話を続けていくことの重要性を強調しました。
日中の外相が接触したのは、去年11月に高市総理の台湾有事をめぐる発言で両国の関係が悪化して以降、初めてです。
また、茂木大臣は21日の夕食会で、ロシアのラブロフ外相とも短時間の挨拶を交わしたと明らかにしました。
ラブロフ外相とは「旧知の仲であり、二国間関係や地域情勢について話した」ということです。
茂木大臣は、“日ロ関係は厳しい状況にあるが、我が国の隣国であり、政府間の意思疎通や人的交流など関係を適切にマネージしていくことが重要だ”としています。
一方、23日の会見で王毅外相と茂木大臣の接触について問われた中国外務省の林剣報道官は、接触の有無については答えず、「王毅外相は日本側と会う予定がない」と述べるにとどめました。
中国外務省によりますと、王毅外相は22日に開かれたASEANと中国による外相会議で、「軍国主義の復活を決して許さない」と表明していて、日本を念頭に置いたとみられます。
注目の記事
イルカショーのスター「オキちゃん」はなぜ我が子を沈めたのか 華やかなショーの裏で抱えた心の傷(前編)

商品パッケージをそのまま使って調理する「直パケレシピ」拡大中【THE TIME,】

相次ぐ倒木、熊の出没被害…背景に130年前の“国家計画の限界” 東大教授が提言する縦割り行政の闇と「自分さえ良ければ」からの脱却

ネット予約できない?生命保険の受取は?選挙で混乱? 結婚して同姓同名になった夫婦に【あるある】聞いてみたら、意外と…。

「検察に自浄作用はない」元トップからの性被害訴える女性検事が涙の辞職「言葉にできないほど悔しい」 なぜ被害者が守られなかったのか…“組織の隠ぺい体質”究明へ闘い続ける覚悟

「娘は医療ベッドに横たわって、生気を感じられない人形のような目でした」通園バス園児置き去り事件から4年「加害者たちは忘れていく」父親が語る怒りと後悔...遺族が再び取材に応じた理由【前編】









