元職を含む香川県議21人が政務活動費から寄付行為をしたとして刑事告発された問題で、高松検察審査会は「起訴をするに至らない」と議決し、全員の不起訴が確定しました。

この問題は、元職を含む香川県議21人が地域の祭りなどの会合に政務活動費からあわせて約900万円を配ったことが寄付にあたるとして、市民オンブズ香川が公職選挙法違反容疑で刑事告発していたものです。

高松地検はこれまで2度不起訴処分としていて、検察審査会に2度目の申立てが行われていました。

検察審査会は県議らの行為は寄付に該当すると過去の判断を踏襲したものの、現時点で5分の4以上の時効が成立しているなどとして、起訴には至らないと判断し、不起訴が確定しました。