取引先の会社に架空発注し金をだまし取ったとして、当時、日本製鉄の社員だった男ら3人が逮捕されました。
被害総額は3億円を超えるとみられています。
詐欺の疑いで逮捕されたのはいずれも兵庫県加古川市に住む日本製鉄の元社員、大津隆吉容疑者(51)と満石隆之容疑者(44)、それに、北九州市八幡西区の会社役員、山崎純一容疑者(80)の3人です。
大津容疑者と満石容疑者の2人は、日本製鉄に消耗品を納入する山崎容疑者の会社に対し、潤滑剤の架空発注を繰り返し、あわせて現金420万円あまりをだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、2025年2月、日本製鉄から「架空発注で相当な被害が出ている」と相談があったことで事件が発覚しました。
年間に必要な潤滑剤は240本でしたが、多い年は6000本を超える架空発注があったということです。被害総額は、およそ10年間で3億円を超えるとみられています。
3人の認否は明らかにされていません。
今回の逮捕を受け、日本製鉄は、「社員教育を再徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。














