26年前の事故 佐藤翔樹くんの姿

翔樹くんは早織さんにとって2番目の子で初めての男の子でした。
人懐っこい性格で、誰からも好かれる子どもだったと振り返ります。

佐藤早織さん「私から見ると思いやりがあってとても優しくて自分はいつも我慢する感じ」

事故が起きたのは、2000年7月7日。
朝、友達2人と登校していた翔樹くんは、青信号を渡っていたときに、信号無視のクレーン車にはねられました。
この日の午後には、授業参観が予定されていて、母・早織さんが、翔樹くんの授業を観に行くことになっていたのです。

学校からの事故の連絡で、交差点に駆け付けた早織さん。
たくさんの人が交差点に集まっていたといいます。

佐藤早織さん「(現場の交差点で)翔樹どこですかと聞いたら道路の方を指さしてそのままもうと言われた意味が分からなかったそのままもうの意味が指さされた方を見たらブルーシートがかけられていて大量の血液が流れ出ていたので」

棺に入り自宅に帰ってきた翔樹くんの全身は、包帯で巻かれていました。
翔樹くんの姿を一目見たかった早織さんの願いは叶いませんでした。

佐藤早織さん「触れることもだめと言われてかわいいときの顔を思い出してと言われただけで髪の毛だけでも良いし爪でも良いからと言ったがそれもだめで」