「みんな同じ」
高校生だった男は、自身はライダーキックなど数回の暴行に留まり、他の共犯者は数え切れないほど暴行していたと主張しつつも、法廷では「みんな同じだと思っている」と述べていました。
これに対し少年(当時17)は、7月16日の公判で、自身の暴行は合計で55回前後であったと具体的な数字を挙げました。その上で、一部は全力ではなく5割から6割の力だったとも主張しています。
さらに、死因に関わる頭や顔への暴行については、自身が10回以上行ったのに対し、主犯格とされる男は20回を超えていると証言しました。
全体を通しても、主犯格とされる男の暴行は100回以上であり、川村被告が10回から15回、高校生だった男が10回未満、少年(当時16)が10回から15回であるとし、最も多く暴力を振るい事件を主導したのは主犯格とされる男であると強調しました。
現在、審理中の当時18歳の主犯格とされる男と17歳の少年の起訴状によりますと、2人は男女4人と共謀し、2024年10月25日から26日にかけて、長谷知哉さん(当時20)の顔や腹部を多数殴る蹴るなど暴行。
さらに「全部出せ、全額」「クレジットカードもな」などと脅迫して暴行を加え、現金やカードなどを奪い、長谷さんを外傷性ショックで死亡させたうえ、奪ったクレジットカードでたばこなどをだまし取ったほか、キャッシュカードで現金12万7000円を引き出したなどとして、強盗致死や詐欺、窃盗などの罪に問われています。
おことわり
HBCでは、特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。今回の事件は、1人の大学生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。なお、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じています。
▶【前編を読む】「血ついたべや、金払え」「やれ」「ひっくり返せ」5人の証言で浮き彫りになった”主張の食い違い”【江別集団暴行死】犯行の役割巡る主張のズレが露わに














