2023年、石垣市で当時46歳の男性に暴行を加えて死亡させた罪に問われている男の初公判が17日に開かれ、起訴内容を一部否認しました。

この裁判は2023年、石垣市の石垣港離島ターミナルの敷地内で、当時特定少年だった角田路偉被告22歳が、峠谷匡亮被告21歳と共に当時46歳の男性に暴行を加え外傷性膵炎などのけがを負わせて死亡させた傷害致死の罪に問われているものです。

17日、那覇地裁で開かれた初公判で、角田被告は暴行を加えたことは間違いないが、暴行と被害者の死亡との因果関係は争うとして起訴内容を一部否認しました。

検察側は、被害者が被告らの暴行の前後で、膵臓を損傷するような別の暴行は受けていないとして、角田被告らの暴行によって膵臓を損傷したと指摘し、犯行の悪質性を主張。

一方、弁護側は被害者が別の人物から暴行を受けた可能性や、当時けがの治療にあたった医師の不適切な医療行為があった疑いがあると訴えました。

また、裁判では共犯の峠谷被告にみぞおちを踏みつけられ、地面でうずくまっていた被害者のわき腹を、角田被告がこぶしで殴り、その後被害者から現金を奪い、財布を海に捨てたことが明らかになりました。

裁判の争点は、暴行と被害者の死亡との間に因果関係があるかなどで、判決は8月7日に言い渡される予定です。