■袴田さんの姉・ひで子さんや元裁判官が落胆と懸念

採決を前に一部の野党は改正案が冤罪被害者や関係者が望むものになっていないと反発。この状況について袴田巖さんの姉・ひで子さんは落胆を隠しません。

<袴田巖さんの姉 ひで子さん>
「ともかく再審法改正、もう少しまともな改正をしていただけると思ったのですが、がっかりでございます。法務省は私たちのほうを向いてやっていると言いますけど、私たちのほうを向いてやってないように思います」

袴田さんの再審開始を決めた元裁判官の村山弁護士も、悔しさをあらわにしました。

<村山浩昭弁護士>
「成立した法案の1番の問題は証拠開示。法務省が言うように運用でこれまでと同等もしくはこれまで以上に証拠が開示されるのか、非常に懸念をもってます。5年ごとの見直しに向けて何が問題なのかをきちんと洗い出して、法律の改正に結び付けていかなければならないと思っています」