富山県内は17日、8つの地点で最高気温30℃以上の真夏日を観測し、蒸し暑い1日となりました。連日、熱中症とみられる救急搬送が相次ぐ中、今月9日には富山市婦中町で草刈りをしていた69歳の男性が熱中症を発症し、車内で亡くなっているのが見つかりました。今、こうした本人が気づかないうちに重症化する「ステルス熱中症」を発症する人が増えており、厳重な警戒が必要です。

17日も富山県内では午後4時までに10代から40代の男女3人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されました。

今月9日には、富山市婦中町外輪野で草刈りをしていた69歳の男性が熱中症を発症、その後、車内で亡くなっているのが見つかりました。

富山赤十字病院 第2腎臓・リウマチ・感染内科
松永貴弘部長
「救急対応をしている中でも(熱中症は)かなり増えてきてますし。お家で動けなくなっているとか受け応えがおかしいのを家族が発見するであったりとかっていうのは多い」

特に高齢者が室内で発症するケースが多いという熱中症。本人が気づかないうちに進行する、いわゆる「ステルス熱中症」とみられます。

富山赤十字病院 第2腎臓・リウマチ・感染内科
松永貴弘部長
「(ステルス熱中症)は一般的な医学用語としてあるわけではないんですけどそもそもご高齢者というのはご自身の状況の変化であったりとか外側が暑いであったりとか身体の水が失われてきて倦怠感が出てるといいったところに非常に気がつきにくい所があって。お家でゆったりしている中でそういった所に気が付かずに体の中の脱水とか周囲の気温に合わせた体温上昇が進んでしまって気が付いた時には症状が強く出ている」

高齢者や子どもが発症しやすいとされる、「ステルス熱中症」。重篤化するとけいれんや意識障害を引き起こし、死に至るケースもあります。
なぜ、本人が気づかないうちに進行してしまうのでしょうか。














