個人の物価予想が高止まりしていて、日銀が実施した調査では1年後の物価が「上がる」と答えた人の割合が90%を超え過去最高でした。

日銀は全国の20歳以上の個人を対象に、景気に対する受け止めや物価の予想などを尋ねる「生活意識に関するアンケート調査」を実施しています。

きょう(16日に)発表された調査結果によりますと、▼1年後の物価について今より「上がる」と答えた人は前回の83.7%から増加し、90.4%にのぼりました。比較可能な2006年以来、過去最高の水準です。

▼5年後についても86.1%と前回を上回りました。

中東情勢の悪化にともなう原油価格の高騰や石油関連の商品の値上がりなどが影響しているものとみられます。

また、景気の受け止めについては1年前と比べて「悪くなった」と感じている人が62.5%を占め、前回の51.8%から10ポイントあまり上昇しました。

判断の根拠は「自分や家族の収入の状況から」との回答が43%と最多でした。