日本銀行は金融政策決定会合で2日目の議論を行っています。先月に続いて日銀が金融緩和策を修正するのではないかとの見方もあり、市場では神経質な取引が続いています。
日銀は、きのうから金融政策決定会合を開いていて、まもなく結論を公表する見通しです。
日銀は、前回12月の会合で、長期金利の変動幅の上限を0.5%程度に引き上げる「事実上の利上げ」に踏み切りました。
これは事前に予測されていない「サプライズ」だったため、市場では今回の会合でも政策が修正されることへの警戒感が広がっています。
債券市場では、長期金利の指標とされる10年物国債の利回りがきのうまで3営業日連続で日銀が上限とする0.5%を超えていましたが、きょうは、一時0.485%まで低下したあと0.51%まで上昇するなど、神経質な取引が続いています。
市場関係者は「多くの関係者が今回は政策の修正はないとみているが、日銀に対して疑心暗鬼になっているところもある」と話していて、日銀の結論が注目されています。
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