アメリカ軍はイランの港に向かっていた石油タンカーを攻撃し、航行不能にしたと発表しました。イランに対する海上封鎖の再開後、初の商船への攻撃となります。
アメリカ中央軍は15日、イランの石油輸出の要衝・カーグ島に向かっていた石油タンカーに対し、ミサイル攻撃を行い、航行不能にしたと発表しました。
石油タンカーはオランダ自治領キュラソー船籍で、警告を無視して封鎖を突破しようとしたとしています。14日からのイランに対する海上封鎖の再開以降、初の商船への攻撃となります。このほか、開始から24時間で2隻の商船を引き返させたということです。
アメリカ軍はまた、イランに対する5日連続となる攻撃も行っていて、ホルムズ海峡周辺の島にある防衛システムや巡航ミサイルの貯蔵・発射施設を攻撃したとしています。
トランプ大統領
「(Q.橋の爆撃までに期限を設けますか)期限を区切るのは好きではないが、イラン側は状況を分かっている。正しく振舞ったほうがいい」
トランプ氏は14日に「来週は発電所や橋を破壊する」などと警告していたことをめぐってイランに対応を求めました。ただ、攻撃に向けた具体的な期限は示していません。
一方、イランはバーレーンやクウェートに対し攻撃を行ったとしています。
イランのガリバフ国会議長は声明で、アメリカとの戦闘終結に向けて結んだ覚書について、「その条項が実際に効力を持つ場合にのみ意味がある」と指摘。
「イランが覚書から利益を得られないのであれば、覚書に固執する理由はない」などと強調しました。
イラン外務省の報道官は「我々は現在、交渉を行う予定はなく、防衛に専念している」としています。
こうした中、イランの保健省は11日から続くアメリカ軍による攻撃で、これまでに少なくとも35人が死亡、300人以上がけがをしたと発表しています。
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