SNSに投稿していた“きらびやかな生活”から一転、脱税の罪に問われたインフルエンサーの女の裁判。「母親と経営者に戻り、これから頑張っていきたい」裁判の中でこう語っていた女にきょう、有罪判決が言い渡されました。
きょう、東京地裁に黒のスーツ姿で現れた女。両手で顔を隠す様子も。
裁判官
「被告人を懲役2年6か月に処する。4年間、その執行を猶予する」
言い渡されたのは有罪判決でした。
「宮崎麗果です」
インフルエンサー“宮崎麗果”、本名、黒木麗香被告(38)。
「メインはインスタで活動しているような感じの人です」
母親であると同時に、広告代理店「Solarie」の代表取締役だった黒木被告。会社のホームページには…。
「仕事に、子どもに、自分の時間。すべてを大切にしながら、自分らしく」
また、SNSには“きらびやかな生活”を度々投稿。
「見て、これも買ったの、リュック。あとこのジーパンとか、このトップスもハワイで買いました」
しかし、去年12月に刑事告発されます。おととしまでの3年間に5億円近くの所得を隠すなどして、法人税などおよそ1億5700万円を脱税した罪に問われました。
“きらびやかな生活”から一転。裁判がはじまると…。
黒木麗香 被告
「それまで主婦で、税務の知識がなく、納税の認識が甘かった」
起訴内容を認めたうえで、こう説明しましたが、検察側は「黒木被告は納税額を減らそうと知人から助言を得たうえで、入手した虚偽の領収書などを税理士に提出した」などと主張。懲役2年6か月を求刑しました。
これに対し、黒木被告は目に涙を浮かべ…。
黒木麗香 被告
「申し訳ございませんでした。母親と経営者に戻り、これから頑張っていきたい」
そして、きょうの判決。
裁判官
「被告人は納税額を減らしたいなどと考えて脱税することを決意し、知人らの協力を得るなどした。身勝手な考えから犯行に及んだ行為責任は重い」
そのうえで、「手口は単純で稚拙な側面はあるが、強固な犯意に基づくことは明らかである」として、懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
求刑の際と違い、黒木被告に涙はなく、裁判官に一礼すると法廷を後にしました。
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