【白球の跡】兄が果たせなかった甲子園出場を先輩たちと目指した夏
「安心していられるようなピッチャーになりたい」涙を拭った1年生投手

球児や支える人たちの思いをお伝えする「白球の跡(あと)」。

15日は弘前工業先発の葛西翔 投手です。

2025年の王者を相手に1年生で先発のマウンドを託され、初回は3者凡退の立ち上がり。その後は苦しみながらも6回まで踏ん張りましたが、6失点で降板しました。

葛西投手は、小中学いずれも県大会で優勝を経験しています。
弘前工業で2025年にキャプテンを務めた兄の大地さんの背中を追うように高校に進学しました。

そして、兄が果たせなかった甲子園出場を先輩たちと目指しました。

試合後にエースナンバーを背負う3年生の相馬京介 投手は「聖愛相手によく投げた」「あと2年もっと成長できる。甲子園を目指してほしい」と葛西投手を労いました。

そして、葛西投手は「100点中40点」と自己採点し「安心していられるようなピッチャーになりたい」と涙を拭いました。

1年生投手は先輩の思いを胸に今日この時から、再び甲子園を目指す道を歩み始めます。