年末年始のイメージがある「福袋」ですが、飲食店やスーパー、さらに家電メーカーまで、様々な業種が参入しています。暑い夏だからこそのアイテムが詰まった「福袋」が続々登場しています。

■「物価高の中、実用的でお得」な“夏の福袋”に注目!

山形純菜キャスター:
「夏の福袋」は、2013年頃から百貨店が試験的に実施していました。現在は、百貨店・スーパー・外食などに広がり、定番企画になりました。

経済評論家の坂口孝則さんによると、「近年の節約志向と、猛暑対策需要が重なり一気に広がった」ということです。また、夏の福袋は「物価高の中、実用的でお得」だとのことです。

夏に使える保冷バッグなどが付いてくるほか、お食事クーポン券も購入額と同額、またはそれ以上の金額となっているため、購入額の元が取れるといいます。

ロイヤルホストやフレッシュネスバーガー、大戸屋などが夏の福袋を販売しています。

【7/17~大戸屋 夏の福袋(3000円)】
●3300円分のクーポン券(300円お得)
●鳥獣戯画とのコラボグッズ(巾着・ふきん)
●日本三大七味・八幡屋礒五郎の七味
など5点

【7/10~ハートブレッドアンティーク 夏の福袋(2600円)】
※数量限定
●2770円相当の引換券
●1250円相当のパン
合わせて1420円分お得
●猫柄のかわいい保冷バッグ

福袋というと「中身がわからない」というイメージですが、このように中身がわかると買いたくなりますね。

■大人気で第2弾も検討中 写真館の福袋とは

山形キャスター:
企業が夏の福袋を販売している理由について、経済評論家の坂口さんによると、猛暑で客足が鈍る7月~8月の集客対策、また新しいお客さんとリピーターを増やす狙いがあるそうです。

このように夏の福袋は、消費者だけでなく、企業側にもメリットがあるといいます。

他にも、写真館の福袋があります。

【スタジオキャラットのSUMMER福袋】
●データ30カット
●衣装2着
●ヘアセット/着付けなど
加えて、七五三優待チケットなど選べる撮影特典
⇒平日限定で2万5000円

お得度合いとしては、スタジオキャラットによると、フォトスタジオ大手チェーンの料金相場は約3万~6万円のため、スタジオキャラットのSUMMER福袋のほうが比較的安くなっているそうです。

大人気で期間終了後も問い合わせが多く、第2弾を準備しているそうです。

■暑さ対策グッズが詰まった福袋も

そして、この夏、酷暑を生き延びるグッズをお得に手に入れるチャンスでもあります。

【小宮商店 日本製傘の福袋】
▼日傘系1本と雨傘系1本
通常 約2万5000円~5万5000円相当
⇒レディース 1万3200円 
※オンラインショップ限定・7月20日まで

【サンコー 赤字覚悟の社長BOX】
▼暑さ対策グッズなど
3万8000円相当が2万3000円に

〈中身〉
・トイレ泡クッション 「あわらく」
・体へ“爆風” 「腰ベルトファン パワー」
・リュックに装着 「ワキひえ~る」
・ミニ冷蔵庫 「お部屋に自販機」

このように夏の福袋は広がっています。

井上貴博キャスター:
消費者にとっては、お得で魅力的な企画ですが、お店側にとっては実施のバランスが難しいと思います。

頻繁に開催しすぎると、定価で買うのは損という印象を与えかねないですし、客足が遠のきやすい夏場には実施したいという思いがあると思います。

スキンケア研究家 三上大進さん:
私もスキンケアやヘアケアを販売する会社を経営していますが、2月と8月は売れ行きが良くない傾向にあります。頻繁に開催しなければ、消費者側も販売者側もウィンウィンな取り組みだと思います。

■図書館でも福袋!? 子ども司書のおすすめも

山形キャスター:
図書館でも福袋があります。

【埼玉・三郷市 北部図書館 今年初の福袋】
本の福袋を貸し出す
●8月3日~子ども用・大人用 各60セット
●中には子ども司書が選んだおすすめ本も

子ども司書が選んだおすすめの本が入っていることで、通常は自分が選ばないような本に出会えるという楽しみもあるかもしれません。

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<プロフィール>

三上大進さん
スキンケア研究家
大学卒業後 外資系大手化粧品会社に勤務
左手に障害があり パラリンピックでリポーターの経験も