先週から長崎市で開かれていた、太平洋でのクロマグロの資源管理を話し合う国際会議。7月14日に最終日を迎え、日本が提示した漁獲枠を25%拡大する案は、合意に至りませんでした。

7月8日から出島メッセ長崎で開催された、太平洋でのクロマグロの漁獲枠を決める国際会議。
各国の漁獲枠などを管理することで、持続可能な海洋資源の利用を目指そうと、日本やアメリカ、台湾など、主に太平洋沿岸の国や地域が参加していました。

クロマグロは最近、長崎県周辺の海域にも大量に泳いできていて、漁獲量の調整や漁具の破損などで県内の漁業者の操業に支障が出るケースもみられています。
そこで今回の会議で日本は大型魚の漁獲枠を実質25%拡大することなどを提示しましたが、審議の結果、メキシコが別の案を支持したことで合意には至りませんでした。

水産庁・資源管理部 福田工審議官:
「実現できなかったということで、(漁業者は)落胆されるでしょうし、厳しい状況が続くと。そんな中でも、クロマグロ資源が今増えつつあるので、厳しさが増してくるのではないかと思っております」

8月末には、管理措置の最終決定がなされる太平洋東部の会合が開かれることになっています。水産庁は、これに向けて適切な漁獲枠の設定へあらゆる可能性を探っていきたいとしています。














