排せつ物で病気を引き起こす可能性

シタベニハゴロモの生態について富山市科学博物館の岩田朋文さんは――
富山市科学博物館 岩田朋文さん
「100種類以上の植物の汁を吸う昆虫です。厄介なのが植物の汁に含まれている甘いものを、おしっこみたいに捨てる。その捨てたねばねばした液体が葉っぱとかに付くと、そこからカビが生えてしまってそれで植物がまた弱ってしまう。そういう困ったところがある昆虫です」
富山県農林水産部によりますと、シタベニハゴロモはブドウやナシ、リンゴなどの果樹を好み、分泌する大量の排泄物がすす病を引き起こす可能性があり、2年前の12月には富山市八尾地区の果樹園でもブドウの幹にすす病の発生が確認されたということです。
もし見つけた場合はどうすればいいのでしょうか。
岩田さんはシタベニハゴロモが刺したり噛んだりすることはないとしたうえで、最も大切なのは「生息地を広げないこと」だと話します。

富山市科学博物館 岩田朋文さん
「大事なことは生きたままさらにどこかに移動させないことですね。ただでさえ増えているのでせっかく駆除しようと思って集めたけどそれをどこかに逃がしてしまうとより増えるのを手助けしてしまうのでそこは注意してください」
もし見つけたとしても慌てずそのまま何もしないか、しっかりと駆除するか。
生態系や農作物を守るためにも適切な対処をすることを心がけましょう。














