6月の任期満了に伴う青森県知事選へ出馬の意向を表明しているむつ市の宮下宗一郎市長は17日午後5時半ごろ、市議会議長と面談しました。
議長によりますと、宮下市長は新年度当初予算案を仕上げた段階で辞職する意向を伝えたということです。一方で、現職の三村知事は近く、進退を表明する見通しで、知事が結論を出したあと自民党県連の候補者選考も大きく動き出すことになります。

知事選に出馬する意向を示しているむつ市の宮下宗一郎市長は、17日午後5時半ごろ、むつ市議会の大瀧次男議長と非公開で面談しました。

大瀧議長によりますと、宮下市長は、新年度当初予算案を仕上げた段階で辞職する意向を伝えたということです。
※むつ市議会 大瀧次男議長
「市長からは3月議会の予算案を仕上げた段階で辞職すると。まだどの段階というのはわかっていません」

宮下市長の知事選への出馬表明は議会が閉会する前になると見られています。一方、これまで進退をあきらかにしていなかった三村知事は来週から始まる新年度当初予算案の編成作業をにらみ、近く、進退を表明する見通しです。

※三村申吾知事
「時期的に本格予算できちっと組まないと9月まで動けなくなるから、しっかりと予算を組むけど、その場面においての責任などを考えたときは、新年度予算に向けての場面においては、自分としての思いは語るべきだと思っています」

三村知事が勇退した場合、知事選へ出馬する意向の青森市の小野寺晃彦市長はこれまでと同様、知事の判断を待つ考えを示しています。

※青森市 小野寺晃彦市長
「知事の意向をしっかりうけたまわり、各党の判断も報道を通して知るところもありますので、それを踏まえて適切に行動していく」

自民党県連の複数の幹部によりますと、今後、知事の結論を踏まえて候補者選考を進めていきますが、1月20日に県議へ対して知事選の対応を説明するとしていて選考作業は今週が山場となる見通しです。















