6400人余りが犠牲となった阪神・淡路大震災の発生から17日で28年です。
愛媛県松山市の石手寺では慰霊祭が営まれ、県内に住む被災者らが犠牲者を追悼しました。
被災者
「パジャマ一つで放り出されたわけですから、とにかく寒かった。一言で言ったらよく命があった。それ以外ない」
松山市の石手寺で開かれた慰霊祭では、被災者や支援者らおよそ40人が参加し、焼香をあげるなどして6434人の犠牲者を追悼しました。
参列者の一人で兵庫県西宮市で被災した森口政夫さんは、現在、妻の地元・八幡浜市に移り住んでいて、震災に対して抱く複雑な思いをこう打ち明けます。
兵庫・西宮市で被災森口政夫さん(71)
「思い出すことはある。自分ではきょうが一年のスタートのように思っている。忘れてはいけないけれど、忘れたい気持ちもある」
また、被災地の支援を行ってきたボランティアによる太鼓の演奏も行われ、追悼と希望の旋律が境内に響き渡っていました。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
