浜岡原発の廃炉を求めた訴訟の口頭弁論が7月13日、静岡地方裁判所浜松支部で開かれました。不正に操作されたデータが証拠にどの程度使われていたかについて、中電側は「現段階では特定が難しい」という見解を示しました。
この裁判は御前崎市の住民らが浜岡原発3号機から5号機の永久停止を求めています。
2026年1月に公表されたデータ不正を受け、原告側はデータ不正が関連する証拠や立証を取り下げるよう主張しています。
13日の口頭弁論では、裁判所が中電に対し不正に操作したデータが証拠にどの程度使われていたかを示すよう求めましたが、中電側は「第三者委員会による調査が続いているため、現段階では特定が難しい」などと回答しました。
<原告側 大橋昭夫弁護士>
「それについては論外としか答えようがない。自ら率先して明らかにしないと訴訟の信義則に反すると思うんです。間違った裁判が行われるという可能性が高くなる」
次回の口頭弁論は12月17日に開かれる予定で、中電側は「次回までには、調査結果も示される見込みのため、そのうえで対応し回答する」としています。
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