
古くから米どころの津軽地方では、正月や祝い事以外でも餅を食べる習慣が根付いています。こうしたことを背景に、弘前市には、餅を提供する甘味処や菓子店が数多くあり、「一久団子」もまた、近隣住民の生活の一部になっていると言います。


※小林店主
「(この界わいは)農家の人も多いので農家の行事や田植えの一服で食べるとか、リンゴの作業しながら食べるとか、一服のために買いに来る人たちもいます」

そして最近では、インターネット上に書き込まれた店の評判を知って、市外から訪れる客も増えているそうです。

※青森市から訪れた客
「焼いてそのまま食べるのがおいしいって(聞いて)熱いのを食べたいので焼いてもらえますか。楽しみ」


※由里さん「ちょっとお待ちいただきます」※客「いくらでも待ちます。これ目当てで今日来たんですよ」※由里さん「ありがとうございます」

地域の有名店となった一方で、「一久」では創業当初から「変わらない」、「変えない」ことにこだわっています。














